おやつとむし歯
- 2021.12.3 | お口の豆知識
こんにちは🌞
今日は、子どものおやつについてお話します🎶
子どもにとって、なぜおやつが必要なのか?
子どもにとって、おやつは4度目の食事です。子どもは胃が小さいので1度にたくさんの食事を食べれません。そのため空腹を満たす、おやつが必要です。
おやつは“甘いもの“というイメージをしがちなのですが、子どもにとっては、おやつは“捕食(エネルギー補給)“なのです。おにぎりでも子どもにとっては嬉しいおやつです。
だからと言って甘いものが絶対にダメというわけではありません。
むし歯ができるかどうかは、おやつの食べ方が大きく関係しています。
どうすれば間食しつつ、むし歯になりにくいお口でいられるのか?
1つ目は、時間を決めて食べる🍴
甘いものを摂ると、砂糖がお口の中にいるむし歯菌によって分解され酸を作り出します。そうすると、歯のミネラル成分が酸によって溶け出します。このことを脱灰と言います。
一方、唾液の働きには脱灰した歯のミネラル成分を元に戻すこと作用があります。このことを、再石灰化といいます。
飲食をして歯がミネラルから溶け出したとしても、唾液の成分で再石灰化が行われるため簡単にむし歯になることはないのです。
ところが、おやつをダラダラ食べたり、ちょこちょこ食べて脱灰が1日に何度も繰り返されると再石灰化が間に合わず歯のミネラルがどんどん溶けて穴が空きむし歯になります。
なので、時間を決めて食べることが大事なのです!!
2つ目は、むし歯になりにくいおやつを選ぶ🍎🍓
最初にお話したように、おやつ=甘いもの、お菓子ではありません。
おやつ=捕食なので、おにぎりや、お芋も立派なおやつです🍙🍠
むし歯になりにくいおやつと、なりやすいおやつをご紹介します!
🌟(むし歯になりにくいおやつ)🌟
ヨーグルト、ゼリー
・口の中をさっと通り長い間、口の中に溜まらない食べ物
チーズ、野菜スイティック、お芋、フルーツ🍠🍎
・むし歯菌がむし歯の元になる菌を作りにくい食べ物
・よく噛んで食べるおやつ
😈(むし歯になりやすいおやつ)😈
キャラメル、飴、スナック菓子🍬🍪
・口の中に溜まりやすい食べ物
・長い時間味を楽しむような食べ物
・歯にくっつく食べ物
チョコレート、砂糖入りガム🍫
・むし歯の元になる菌を作り出しやすい食べ物
スポーツ飲料、ジュース🍹🧋
・むし歯の元になる菌を作り出しやすい飲み物
ジュースや甘いものは、お楽しみ程度にしましょう🎶
食べたら歯磨きする習慣を身につけましょう❗️
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご不明な点などございましたら、いろどり歯科のスタッフにお声掛けください☺️